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1. きもの展へ何を着ていく??
きもの美人道*ひとみ です。
コロナで延期になっていた
「きもの展」@国立東京博物館
前期・後期共に展示を観て参りました!
この暑さの中で、何を着ていくか?
少ない夏着物の中からチョイスしたのは、
麻の着物に麻の帯。
前期は、緑の麻の葉模様に、
栗山工房さんの京紅型の帯。
着物があっさりしていますので、
帯が生きます。
帯留めと帯締めは、京都のtorieさん。
後期は、かすり模様の麻の着物に、
蟹さんの帯!
夏ですもの。
綺麗な海に想いをはせて・・・^^
生徒さん達とご一緒したので、
色合いは紺できりりと。
帯締めは、ベージュ地に多色の入った、
メッシュです。
会場には、前期は土曜に行ったためか、
お子様連れの方、浴衣の方も多かったです。
(多い、と言いましても、
そもそも着物の人が少ないので・・・)
後期は、お盆の入りの8月13日に参りました。
この日は、夏着物でご観覧の方も多くて、
目の保養になりました。
ご一緒した生徒さん達は、
まだ一人で着て出歩くところまでは
レッスンが終わっていなかったので、
残念ながらお洋服でした。
でも、展示と、
夏着物を颯爽と纏う方々を見て、
「いつか私も・・・」
って思っていただけたようです^o^)/
2. 冬木小袖
「きもの展」は、
なんと言っても、着物の数に圧倒されます。
時代ごとの変遷も学べます。
館内内で募金もしていたのは、
「冬木小袖」の修復のため。
「冬木小袖」(出典:文化財活用センターHPより)
江戸時代に、
かの尾形光琳が、
絹地に秋草模様を描いたものですが、
布に直接墨や淡彩で描く「描き絵」は、
二度と同じものはございません。
尾形光琳が寄宿した江戸・深川の
材木問屋である冬木家の
夫人のために描いたとのこと。
だから、
「冬木小袖」なんですね!
当時の材木問屋さんは、
さぞ豪奢でしたでしょう。
さすがですね〜!
そして、この度、
<初音ミク× トーハク × ぶんかつ>
(*トーハク;東京国立博物館、
ぶんかつ:文化財活用センター)
のコラボによる、
<冬木小袖>ミク
本来、袖は短いのですが、
ミクちゃんの年齢に合わせて、
振袖に書き換えられたイラスト。
クリアファイルやフィイギュアなど、
コラボレーショングッズの
売り上げの一部は
修復に当てられるとか。
ご興味ある方は、
文化財活用センターHPまで。
3. きもの展を見終えて〜業界の今後は?
きもの展は、もちろん楽しかったです。
松平家の打掛や、
皇女和宮様のお嫁入り道具などをはじめ、
豪華絢爛な衣裳や、
素晴らしい技巧の刺繍、
今見てもモダンな構図。
今では滅多に見ることのない、
薄物の振袖。
それらを見ながら、
「どんな方が纏っていたのだろう」
「どんな思い出創られたのだろう」
と、時を超えて、
その時代に生きた人々に想いを馳せます。
私は特に「歴女」って訳ではないけれど、
やはり美しいものを見ると、
心が高鳴るのです。
ここのところ、
ファストファッションが台頭し、
衣服は消耗品であるとされてきましたが、
着物はその真逆。
「着物は<親子三代>着られる」
と言われて買ったものですが、
洋服に取って代わられ、
着物が簡単に売れなくなったもので、
呉服屋業界は、
高級品を売る方へシフトしていきました。
買える人、買えない人
ができました。
着物を日常で着ようとすると、
買いたいものが少なくなりました。
いっそ、洋服で、と、着ない人
ばかりになりました。
「冠婚葬祭には着物で」
が通っているうちはまだいいですが、
本当に、日常から「着たい!」
と思う物を提案していかなければ、
こうして、美術館で眺めるだけになってしまうな〜
と危機感も覚えた次第です。
そうはさせない為にも、
もっともっと、頑張らなきゃ〜〜!!
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