きもの美人道*和装ファシリテーター
ひとみです。
夏といえば、お祭り、花火大会、盆踊り、ビアガーデン、etc・・・・!!
やっぱり、浴衣でお出かけしてみたい!でも・・・
浴衣を購入するとなると、こんな不安やお困りごとはありませんか?
- 「自分にどんな浴衣が合うのかわからない」
- 「以前買った浴衣は子供っぽくなってしまった」
- 「さりげなく、年齢的に無理のない浴衣を選びたい」
- 「彼(夫)に気に入ってもらえる浴衣を見つけたい」
- 「センスのあるコーディネートで着たい」
- 「浴衣を着るときに何が必要なのかよくわからない」
・・・・・
そんなあなたに向けて、
<きもの美人道>が、大人女子の浴衣の選び方
3大ポイントを、お伝えします!
これさえ押さえておけば、
ちょっとした浴衣通に仲間入りですよ♪
(記事は、2019年8月13日の記事を再編集しています)
1.イメージで選ぶ
浴衣を選ぶときは、何と言ってもイメージが大切。
あなたらしい、お好きなイメージ(色・柄)で選ぶのが一番です。
あまり考えすぎず、直感で、「好き!」と思えるものを選びましょう。
では、イメージを6つに分類してお伝えしますね。
1)「プリティ・ロマンティック」タイプ浴衣
- イメージ:愛らしい、女の子っぽい、やわらか
- 色:白、クリーム、ピンク、淡いパステルカラー
- 柄:小花、シャボン玉、蝶々 など
(和なでしこさん/白と紫ピンクを基調とした浴衣3点セット)
色白で、華奢な方、お姫サマタイプのあなたへおススメします。
帯は、写真のようなものの他に、
柔らかい兵児(ヘこ)帯もリボン風にカンタンに結べて良いですよ。
2)「ナチュラル」タイプ浴衣
- キーワード:親しみやすい、リラックス、自然を感じる
- 色:ベージュ、グリーン、茶
- 柄:植物柄、葉っぱ、波紋、とんぼ など
(ふりふ楽天市場店さん/リボンマーブル柄の浴衣)
3)「エレガント」タイプ浴衣
- イメージ:上品、おしとやか、女性的
- 色:グレイッシュなピンク、ワインレッド、紺、紫
- 柄:中くらいの花柄、扇面、曲線的な模様 など
(Ma’cleさん/優しさ満点の白地花柄の浴衣)
女性的で上品さを大事にするあなたへオススメします。
素材も上質なものを選びたいですね。
素足ではなく、足袋を合わせるのも良いですよ。
4)「モダン」タイプ浴衣
- イメージ:かっこいい、クール、大胆
- 色:赤、黒
- 柄:大きめの花柄、太めの縞、大胆な構図のもの など
潔く、決断力のあるアネゴ肌のあなたへオススメ。
色調が暗いと夜道に映えませんので、光り物をプラスしたいですね。
5)「シンプルシック」タイプ浴衣
- キーワード:すっきり、さっぱり、落ち着き
- 色:グレイ系、ベージュ系
- 柄:縞、細かいドット(水玉)、無地調 など
都会の風景にも馴染みやすく、洋服の人の中でも浮かないです。
子供っぽさとは一線を画したい人へオススメです。
6)「キュート」タイプ浴衣
- キーワード:元気、活発、ポップ
- 色:ビビッドな色、オレンジ、赤、水色など
- 柄:水玉、チェック など
チャレンジ精神が旺盛な、行動派のあなたへオススメ。
帽子を被ったり、下駄をサンダルにして
ファッショナブルに楽しむ事もできます!
・・・・・・・・・・・・
いかがでしょうか?
6つのイメージタイプから、
1つから2つに絞れば探すのはぐっと早くなりますね!
2. 素材から選ぶ
夏は汗もかきますし、浴衣の素材って気になりますよね?
ここで、浴衣の素材についてお伝えします。
浴衣といえば、綿と麻が二大素材で、
それに加えて、ポリエステルや新素材があります。
迷ったら、素材から選ぶ、という手もアリですよ!
「綿コーマ」
浴衣の定番。
平織りの木綿です。
耐久性があるのは良いのですが、吸湿性も高いので、
汗をかいたあとなかなか乾きにくいのが特徴です。
自宅で洗うとどうしてもシワが残り、アイロンがけが必要になります。
面倒な方は、クリーニングに出すか、干すだけでOKな素材が良いですね。
「綿紅梅(めんこうばい)」の浴衣
綿コーマより、少し高級になります。
「紅梅」は、もともと「勾配」からきているそうで、
太さの違う糸を織ることで、凸凹がうまれるのが特徴で、
通気性の良い素材です。
*透け感のある絹に木綿糸を格子状に織り込んだ、
「絹紅梅」(きぬこうばい)もあります。
「小千谷縮(おじやちじみ)」の浴衣
強い拠りをかけた縦糸を使って織る縮は、
細かなしぼのある素材です。
肌触りがさらっとしていて爽やかです。
機械織りはお手頃もお手頃です。
「綿麻混紡」の浴衣
麻は夏特有の素材です。
麻100%は、堅くてシワシワになってしまうので、
綿麻棍棒がよく出回っています。
お洗濯するときは、脱水を軽めにして、よく伸ばしながら干しましょう。
「ポリエステル」・新素材の浴衣
ポリエステルは暑そう、、、と思われがちですが、
近年は涼しいものが開発されています。
洗ってもシワになりにくく、すぐ乾くので便利です。
私も近年、「セオα(アルファ)」という新素材の浴衣を買いました。
自宅で気軽に洗えるので、白地の浴衣を選びましたよ!
「絞り」の浴衣
日本古来の染織り技術である「絞り」。
生地を糸で括りつけ、板に挟んだりして、
様々な模様が生まれます。
お値段もそれなりですが、
上級者になったら、ぜひ「絞り」を。
3. 浴衣に合わせる帯や下駄の選び方
私は、色彩検定(R)1級カラーコーディネーター資格を持つ、
パーソナルカラーリストでもあります。
長年、洋服やメイクの色のアドバイスをしてきて思いますが、
浴衣や着物は、洋服とは異なり形が決まっているので、
色の組み合わせが決めてです!
「はじめてで何もわかりませ〜ん!」という方は、
「浴衣・帯・下駄の3セット」を購入するのが一番安心ですが、、、
大人ですもの、できるなら、
浴衣に合わせて帯や下駄を選んでみたいですよね。
そうすることで、
ワンランクアップした浴衣美人さんになれますよ!
帯や下駄の鼻緒の色は、浴衣の色柄の中から選べば、
初めてさんでも失敗しません!^^
さらにもう一工夫したい方は、
浴衣の柄の色とは反対色(*)にすると、
メリハリのあるコーデになりますよ!
*反対色の例
赤・ピンク と 緑
青・水色 と オレンジ
黄色 と 紫
白 と 黒
まとめ
今回の「大人女子のための浴衣の選び方」は、
1.イメージタイプから選ぶ
2.素材から選ぶ
3.浴衣に合わせる帯や下駄の選び方
でした。
ぜひご参考にされて、素敵な浴衣を手に入れてくださいね。
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